プラセンタ注射 | メルスモン

プラセンタ注射とは

プラセンタ注射は、ヒトの胎盤から抽出されたプラセンタエキスを注射する美容医療の一種です。

プラセンタエキスには、肌の再生や細胞の活性化、免疫力の向上などの効果があるとされています。

プラセンタ注射は、肌のくすみやシワ、たるみなどを改善するために利用されることがあります。

また、ダイエット効果や疲労回復、美肌効果、アンチエイジング効果なども期待されています。

プラセンタ注射は、医療機関で行われます。

プラセンタ注射には、副作用として注射部位の痛みや腫れ、皮膚の発疹、アレルギー反応などが報告されています。

また、過剰摂取によって肝機能障害などのリスクもありますので、医師の指示に従い適切に受けるようにしましょう。

このような方にお勧めです

  • 更年期障害でお悩みの方
  • 美肌に興味のある方
  • 最近疲れやすい方
  • 婦人科疾患を改善したい方
  • 老化が気になる方

保険適用について

年齢45歳〜59歳で「更年期障害」の病名をお持ちの女性は、保険適用となります。

美容や疲労回復目的での注射は自費診療となります。

注意事項

プラセンタ注射は、原料として国内のヒト胎盤が使用されていますが、生体由来のため感染症のリスクがある製剤として特定生物由来製薬の指定を受けています。
原料となる胎盤はHIV や B 型肝炎・C 型肝炎などの感染症がないことが確認されています。
未知のウィルスやクロイツフェルト・ヤコブ病の病原体プリオンの様に加熱殺菌により病原性を失わない病原体の存在など完全否定はできません。
このため一度でもプラセンタを使用した人は、献血ができません。
しかし昭和 49 年の製品発売以来、現在まで B 型肝炎/C 型肝炎/HIV/クロイツフェルト・ヤコブ病などの感染症の報告はありません。
以上の事から、本剤を含むヒト組織・血液を原料とした製品を一度でも使用した方は、無制限に献血を行うことができません。
更年期障害・肝機能障害等でプラセンタ注射による治療を行う場合と、骨髄バンクにご登録されている場合は、先方の医療機関に注射を受けている旨を必ずお伝えください。

料金

保険適用の場合(3割負担)

初回1,000円程度
2回目以降500円程度

自費診療の場合

1A1,100円(税込)
2A2,090円(税込)
3A2,970円(税込)

自由診療に係る通常必要とされる治療等の内容、費用等に関する事項

プラセンタ注射は、プラセンタ由来の栄養素や成分を体内に注入することで、美容や健康の改善を目指す治療法の一つです。

一般的なプラセンタ注射の自由診療における治療内容や費用について、以下の情報がありますが、個々の医療機関やクリニックによって異なる場合がありますので、詳細は施術を行う医療機関に直接お問い合わせください。

  1. 治療内容:
    • プラセンタ注射:プラセンタエキスを皮下注射や筋肉注射として体内に投与します。プラセンタには豊富な栄養素や成分が含まれており、肌の再生や美肌効果、免疫力向上などの効果が期待されます。
    • 注射部位や注入量は、個々の患者の状態や治療目的に応じて医師が決定します。
  2. 費用:
    • 治療内容や施術の範囲、使用するプラセンタ製剤の種類や品質によって異なります。
    • 一般的には、1回の治療あたり数千円から数万円の費用がかかる場合があります。
    • 治療の必要回数や間隔によっても費用は変動します。
  3. その他の注意事項:
    • プラセンタ注射は、一般的に安全な治療法ですが、稀にアレルギー反応や注射部位の痛み、腫れなどの副作用が生じる場合があります。
    • 注射前には医師との相談を行い、自身の健康状態やアレルギー歴などを共有しましょう。
    • 効果や結果には個人差があります。治療前に期待できる効果やリスク、治療後のケア方法についても医師と相談しましょう。

プラセンタ注射は、美容や健康への関心が高まっている治療法の一つですが、適切な医師の監督のもとで行われることが重要です。

医師との相談や適切な評価を受け、自身のニーズや予算に合った治療プランを立てることが大切です。

自由診療に係る治療等に係る主なリスク、副作用等に関する事項について情報

プラセンタ注射は、一般的に安全で効果的な治療法とされていますが、以下のようなリスクや副作用が報告されています。これらのリスクや副作用は個人差があり、医師との相談を重視し、適切な治療を受けることが重要です。

  1. アレルギー反応:プラセンタ注射に含まれる成分に対するアレルギー反応が起こる可能性があります。特にプラセンタ由来の物質に対する過敏症を持つ患者には注意が必要です。
  2. 皮膚反応:注射部位に腫れや痛み、赤み、かゆみなどの皮膚反応が生じることがあります。通常は軽度で一時的な症状ですが、重度の場合は医師に報告する必要があります。
  3. 感染リスク:注射によって皮膚が傷つくことで感染リスクが生じる可能性があります。施術前の適切な消毒や衛生管理が重要です。
  4. 凝固異常:まれに、血栓や凝固異常が引き起こされることが報告されています。特に血栓症の既往歴がある患者には注意が必要です。
  5. ホルモンバランスの影響:プラセンタ注射に含まれるホルモンが体内のホルモンバランスに影響を与える可能性があります。これにより生理周期の変化やその他の身体的な影響が生じることがあります。
  6. 効果不足や過剰反応:個人差や体質によって、治療の効果が期待されるよりも少ない場合や、逆に過剰な反応が生じる場合があります。

プラセンタ注射を受ける際には、これらのリスクや副作用について医師と十分なカウンセリングを行い、自身の状態や希望に合わせた治療計画を立てることが重要です。

また、施術後の適切なケアやフォローアップも重要です。